うちのエイリアン氏も7歳なので、キャンプ場でいなくなった小倉美咲ちゃんの事件が気になって仕方ありません。
今日の時点でもう半月ほど経ってしまいました。。。
本人の無事、ご両親や周りの方がどれだけ心配されていることかと思うと、胸が痛いです。
個人的に気になるポイントがいくつかあるので述べさせていただきます。
両親や周りへの批判がすごい
今回の事件、仲良し5家族でキャンプに行き、年上の子たちが先に遊びに行ってしまったのを美咲ちゃんが追いかけて、行方不明になってしまいました。
事件の発表当初から、SNSやネット民による、家族への批判がものすごいですよね。
なぜちゃんと他の子がいる場所まで見届けなかったのか、送って行かなかったのか。
事件が起こってしまったからこそ、そう思いますけど、私は美咲ちゃんのお母さんの気持ちがすごくよくわかります。
7歳、小学1年生って、幼稚園・保育園とは違って、小学校に通うようになって、半人前なんだけど、お兄ちゃんお姉ちゃんの仲間入りをするようになって、なんでも一人でやってみるようになる時期。
我が家のエイリアンも、保育園までは私が自転車に乗せて毎日送り迎えしていたのに、小学校になると普通に一人で登校して帰ってくるわけですよ。
はじめはそんなことできるの?!って思ってたけど、できちゃうんですよね・・・。
そんな状態の子を、「すぐそこの場所」「知っている場所」「安全な場所」と思っているところに、もう、いちいちついて行ったりしないです。
お母さんはキャンプの準備やらごはんの支度やら、いろいろあったのでしょうし。
でも、そもそも、山の中、キャンプ場付近を「安全な場所だと思ってしまった」というのが今回のお母さんの一番のミスなわけですが、本人が一番悔やんでいることを、なぜ他人がああも、鬼の首を取ったように批判するのかなって。不思議です。
それにしても、当初は山に迷い込んだという線が濃厚だったので、そんな山の中で目を離すなんて!というテンションの話でしたが、これだけ見つからないとなると、どうも違ってきた感じですよね。
不審者に連れ去られた、となるとまた少し別の次元の話なのかなと思います。
7歳児の危険
7歳児っていうのは、すごく危ない年齢なんだそうです。
魔の7歳ともいわれるほど、交通事故が断トツで多い年齢。つぎが8歳。そのつぎが6歳。
つまり小学1~2年生が断トツで多いのです。
そして男子の事故は女子の2.5倍!!
・・・そうでしょうとも。わが子や周りを見ていると納得しかない・・・。
これは交通事故の話ですが、小学1年生の事故が多いというのは、不慮の事故全般に言えることで、
まだ十分に成長しきっていない時期に、大人と離れる機会が増えてしまうことが原因だと思われます。
7歳児の事故の原因となるもの
感情の起伏が大きく、衝動的に動く
もう、まさにあるあるですよね。まっすぐ歩いていたと思ったら急に左右にステップしだしたり、止まったり。
大阪は歩道を自転車が走っていることが多いので、何度も轢かれそうになりました。本当にやめて欲しい(切実)
今なんて、帰り道にお友達と鬼ごっこして帰ってくることがあるみたいで、ゾッとします。
何かに気を取られると、安全確認をせずに飛び出す
道の向こう側にお母さんが見えた!と、トラックが来ているのに道を渡ってしまう。みたいな悲しい交通事故が全国で絶えません。
私も目の前で、お友達(2年生)がボールを追いかけて車道に飛び出す現場に遭遇して、心臓が止まりそうになりました。
ボールはいいから!!と腕をつかんで事なきを得ましたが、もう心臓バックバクでした。
視野が狭く、車が来ているかどうか、ぶつかるかどうかなどの判断が出来ない(遅い)
「みぎ。ひだり。みぎ」と言って道路を横断しますが、何せ判断が遅い!!
「みぎ。」って見てるうちにまた左から車が来てしまいます。
信号がない横断歩道では、車が止まってくれないと、いつまでたっても渡れないなんてことがよくあります。
一方向しか見てないから、あらぬ方向から車が来ても、もう見えてない、見てないし。
小学校になんか通ってるけれども、本当に大丈夫なのか?と思うことが多々あります。これじゃ事故に巻き込まれたって全然おかしくない…。
何が危ないか、まだわかっていない
そもそも、これ。
さすがに車にひかれると危ないという認識はあるでしょうが、危険な場所に近づくな、と言っても、何が危ないかわかってないから、気を付けようもないんです。
でもこればっかりは、大人が口を酸っぱくして、伝えていくしかないのかなと思いますね。
まとめ。小学1、2年生はまだまだ子ども。見知らぬ場所で決して目を離してはいけない。
これから小学校低学年をお持ちの親御さん、これから小学校入学を迎える親御さんは、小学生になったから、と言っても、十分注意して見守ってあげてくださいね。
我が家はかなり放置気味なのですが、美咲ちゃんのニュース以降、気を引き締めて、旅行先やショッピングセンターのトイレなども、絶対に一人で行かせずに前で見張るようにしています。トイレの中でいたずらされるというニュースも後を絶たないですからね、残念ながら中には入っていけないんですけど。
「あのとき、ついて行っていれば。。。」という後悔のないよう、でも自主性を大事にしながら、子どもと楽しく生活していきたいものですね。